世界一周② ~基本設定の確認~
先ずは世界一周航空券を見ていく前に、関連する用語を押さえていきましょう。
【世界一周の定義】
日本発の世界一周航空券における世界一周の定義は、「太平洋と大西洋を1回ずつ渡って日本に戻ってくること」となる。
なお、日本を出発したら、東or西の同一方向に進まなければならず、逆行は不可となっている。
【エリア間の移動(基本的に1回のみ)】
世界一周航空券では世界をいくつかのエリアに分割。エリアの定義はアライアンスによって異なる。
「北米・中米・南米」「ヨーロッパ・中東・アフリカ」「アジア・オセアニア」と3つのエリアに分割
「アジア」「オセアニア」「北米(中米含む)」「南米」「ヨーロッパ・中東」「アフリカ」の6つのエリアに分割
各エリア間の移動は基本的に1回のみとなっているが、エリア内は定められた条件の範囲内で自由に周遊可能(=同一エリア内であれば逆行するようなルートも組める)
※なお、ワンワールド系の世界一周航空券ではエリア間移動について例外が設けられており、一度出たエリアに戻ることが出来るパターンもある
【最低旅行日数と有効期限】
有効期限は全アライアンスで1年となっている。
最低旅行日数は10日間。
最初の国際線搭乗日の翌日を1日とカウントし、10日以上の旅行日数が必要となる。
※なお、スターアライアンスではエコノミークラスのみ10日間➡3日間に変更された。
最低旅行日数の規定は無し。
次回はいよいよ世界一周のルートを決める上で重要となるルールの続編に触れていきます!