世界一周⑥ ~ワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃~
次はワンワールドの世界一周航空券です!
先ずは大陸制というユニークな方式の「ワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃」から!
概要
制度:大陸制
最大マイル数:-
最大フライト回数:16区間
最低旅行日数:なし
有効期限:1年
最高ストップオーバー回数:最大フライト回数の範囲内
最低ストップオーバー回数:2回(但し、出発大陸では2回まで)
同一都市のストップオーバー回数:制限なし(大陸内の規定による)
同一国のストップオーバー回数:制限なし(大陸内の規定による)
同一都市の乗換回数:制限なし(大陸内の規定による)
同一国の乗換回数:国際線の乗換は4回まで
ルート規定:各大陸内での逆戻りはハワイ~北米間を除き可能となっている。原則として一度出た大陸には戻れないが、北米➡南米➡北米、欧州・中東➡アジア➡オセアニア、欧州・中東➡アフリカ➡欧州・中東は条件付きで可能となっている。
※オープンジョーもフライトとしてカウントされる
値段
※諸税および燃油サーチャージが別途必要
特徴
・全世界を6つの大陸(①アジア、②ヨーロッパ・中東、③アフリカ、④北米、⑤南米、⑥オセアニア)に分けて運賃が設定されている「大陸制」の世界一周航空券
(※北アフリカはアフリカではなく、ヨーロッパ・中東に分類される)
・出発国と帰着国が同じであれば、都市は違っていてもよい
・基本移動パターンは、アジア➡北米➡欧州・中東。これに南米を加えた4大陸が人気が高いパターンとなっている。
・飛行マイルに左右されないため、長距離フライトを積極的に利用することができる
おススメとなるケース
・マイル制では上限オーバーのルートを組めることが多く、長距離ルートに強い
・旅行期間の下限が設けられていないため、短期間で一周する人にも使いやすい
・LATAM航空が利用できるため南米に強い。また、イースター島・ガラパゴス諸島に行ける唯一の世界一周航空券である。
・就航都市数も多いので、たくさんの都市に訪れたい場合に適している。
注意点
・日本から出発した場合、アジアは必ず大陸数にカウントされる。日本(アジア)➡北米➡南米➡欧州➡日本(アジア)は4大陸の扱いとなる
・就航便の有無によって移動できない大陸の組み合わせがある。例えば、アジア➡南米➡アフリカは実現不可となる
・大陸内のフライト回数は規定されている。一方で、大陸横断便は各大陸内のフライト回数にはカウントしない
・アフリカを拠点とする航空会社は加盟しておらず、アフリカの周遊が難しい
・日本発の場合、アジア(出発大陸)でのストップオーバーは2回までとなるため、アジアのルートは組みにくい
利用可能な航空会社
<アジア>
JAL(日本)
キャセイパシフィック航空(香港)
マレーシア航空(マレーシア)
<オセアニア>
カンタス航空(オーストラリア)
<北米>
アメリカン航空(米国)
<南米>
LATAM航空(チリ)
LATAMブラジル航空(ブラジル)
<欧州>
ブリティッシュエアウェイズ航空(イギリス)
イベリア航空(スペイン)
S7航空(ロシア)
<中東>
ロイヤル・ヨルダン航空(ヨルダン)